イラストとお話の創作した短いお話です。

第四十話


包み


小さなウズラの玉子も大きなダチョウの玉子も
命のはいった包み。
丸い形はしていないけど、
人も動物も、植物もその中には命が詰まっている包み。
包みどうしがぶつかったり、歌ったり、跳ねたり、飛んだり
食べてしまったり、傷つけあったり、また違う包みを作りあったり・・・
地球は大きな包み。
地球という魂を包み込んだ宇宙に浮かぶ生命体。
このパッケージがもし声をだして話す事ができたなら、
いまなにを自分の中にいる包み達に言いたいだろう。
小さな包み達が気が付かないだけで声をださずに、
必死で何か言っているかも知れない。


2001年7月8日