

創作の短いお話を書こうと思いました。
イラストとお話をあわせて、続く限り何話かかこうと思います。
タイトルはこころのやわらかいとこです。
夜空ノムコウニの歌詞のなかにある言葉です。
第十三話
街
不思議な事があった。
夜遅く一人暮らしの家についた、
いつものようにポケットから鍵を出して
開けようとした。
が・・・はいらない。
もしかして家を間違えたかと思ってまわりを見回したが、
いつもと変わりない見なれた自宅の様子だ。
表札も自分の名前。
何度も試して、鍵も確認したがだめだった。
ここから入る以外の術はない。
途方にくれて駅の方ヘ行き、鍵を開けてくれる所を探したが、
開いている所はなかった。
仕方なく家に戻りもう一度試してみた。
鍵は滑るように気持ちよく入り中に入る事ができた。
あの時僕は違う世界の同じボクの家にたどりついていたのかも知れない。
2001年6月3日
