

創作の短いお話を書こうと思いました。
イラストとお話をあわせて、続く限り何話かかこうと思います。
タイトルはこころのやわらかいとこです。
夜空ノムコウニの歌詞のなかにある言葉です。
第二十五話
赤い郵便ポスト

休日の朝、散歩に出かけた。
川沿いをしばらく歩きふといつもと違う道もいいかなと思い
いつも通る道からそれてみた。
するとこんなところにという場所に
昔どこにでもあった古いポストが立っていた。
どーんとした存在感のある重い赤茶色の郵便ポスト。
今でも使っているんだと思い、通り過ぎた。
夜になり、友人2人に礼状を送るためハガキを書いた。
朝の事を思い出し、ポストに向かい出しに行った。
2日後
その友達2人から電話があった。
お前古いハガキに古い切手をもってんだなぁー。
しかも料金不足で追加料金払ったよ。
なんて同じ事を言っている。
確かに自分は50円の官製はがきで送った。
説明しても友達は信じてくれなかった。
もしかして・・・
私はポストに向かったがあったはずの場所には
どっしりとした赤い固まりはなくただの草地だった。
2001年6月15日
