

創作の短いお話を書こうと思いました。
イラストとお話をあわせて、続く限り何話かかこうと思います。
タイトルはこころのやわらかいとこです。
夜空ノムコウニの歌詞のなかにある言葉です。
第六話
青空の香り

浜辺に行って青い海と空をながめていた。
ごろんと横になり、青い空とぽっかりうかぶ白い雲を
みているうちに、体がすこーしずつ地面から離れていった。
それはゆっくりとしたスピードで、
僕は体を起こして立ったような状態で下を見おろしていた、
飛んでいたカモメも興味があるのか近くにこようするけど
近づくと意外に大物なので慌てて逃げる。
海と海岸は足下に見える。周りにいる人は誰も僕に気ずいていないようだ。
潮風が心地よく体を押し上げ、香りがとてもいい。
遠くに町並みが見えおもちゃのような車が走っているのが見える。
上を見てもっと青空の中に行こう、そう思った時
突然霧が体を包んできた。どうやら、雲の中に入ったようだ。
まわりは真っ白、方向も、上下もわからなくなり、
ただよい、潮風のにおいもしなくなり息苦しくなった。
元の海岸で横にいた彼女にはなをつままれて目がさめた。
